検証の方法

最終更新 2026-09-26

このサイトの数字が、どのデータと、どんな前提で計算されているかをまとめたページです。記事の数字に疑問があるときは、ここを見てください。

データ

用途 データ 期間
ビットコイン(国内・円建て) GMOコインの公開データ(日足・1時間足・1分足) 日足 2018年〜、1時間足・1分足 2021年4月〜
ビットコイン(長期) Bitstamp のドル建て日足を、その日のドル円(米セントルイス連銀の公開データ)で円に換算 2011年8月〜
イーサリアム(確認用) GMOコインの公開データ 2019年〜
FX(ドル円・ユーロドル)と金利 米セントルイス連銀の公開データ(日次の為替・政策金利) ドル円 1985年〜
売値と買値の差(スプレッド) GMOコインの板を15分ごとに自分で記録(2026年9月〜) 記録中

コストの計算

  • 取引手数料:各社の公式の値を使います(例:GMOコインの取引所で成行注文なら片道0.05%)
  • スプレッドなど:売値と買値の差の半分と、注文の大きさによって不利な値段で約定する分を足したものを、片道0.05%と見積もっています。実測した値は、10万円の注文でこれより小さい値でした。記録が十分にたまったら、実測の値に置き換えます
  • 荒れた相場:値動きが普段より大きい日(時間)は、スプレッドなどのコストを最大5倍に増やして計算します
  • 確認:コストを2倍にしても結果が崩れないかを、必ず確かめます

売買の仮定

  • 判断には、その時点までに確定した価格だけを使います(先の値段を見ない)
  • 判断した次の足の始値で売買したとみなします。注文が1日(1本)遅れた場合も計算します
  • 数量は、取引所の最小単位(ビットコインなら0.00001)で切り捨てます
  • 指値注文は、価格が指値を突き抜けたときだけ約定したとみなします
  • 損切りと利益確定が同じ足の中で起きた場合は、損切りが先に起きたとみなします

結果を見る前に基準を決める

たくさんの設定を試して、一番良かったものを選ぶと、過去のデータにたまたま合っただけの設定を拾ってしまいます。これを防ぐために、次のことを守っています。

  1. 合格の基準は、結果を見る前に決めて記録します。あとから基準を変えるときは、日付と理由を残します
  2. 設定は、その時点より前のデータだけで選びます。たとえば「直前の2年で一番良かった設定を、次の半年に使う」を繰り返して評価します(ウォークフォワード検証)
  3. 1つの設定だけに頼らず、複数の定番の設定の多数決を基本にします
  4. 別の期間・別の銘柄・別のコストでも確かめます。設定の日数を半分〜2倍に変える、検証を始める日をずらす、イーサリアムで確かめる、などです

合格の基準(例):最大の下落が「ただ持っているだけ」の65%以下/コスト2倍・注文1日遅れでも条件を満たす/1年ごとに区切った期間の7割以上で「ただ持っているだけ」より下落が浅い、など。

ペーパートレード

過去のデータで良く見えたルールを、実際のお金を使わずに、毎晩22時の判断で記録しています。結果は毎晩の記録で公開しています。

AIの使い方

データの取得、検証のプログラム、グラフの作成は、AI(Claude Code)に指示して作っています。計算が正しいかを確かめる自動テストを用意し、検証の前に毎回通しています。

わかっている限界

  • 過去の成績は、将来の成績を保証しません
  • 2011〜2014年ごろのビットコインは取引量が少なく、当時の実際のコストは今の見積もりより大きかった可能性があります
  • 税金は、税金を扱う記事以外では計算に入れていません
  • 多くのルールから候補を選んでいるので、選んだこと自体による上ぶれが含まれている可能性があります

訂正の記録

  • 2026-09-24:デイトレードの検証で、取引の少ない時間帯のコストを大きく見積もりすぎていた誤りを修正(結論は変わらず)
  • 2026-09-25:暗号資産とFXの比較で、ドル円の開始時点の水準を108円と誤って記録していたのを111円に修正(結論は変わらず)